私のこと

なりたい私になれない苦しみ

 

おはぎです。

私はかつて20代の頃、自分はこうあるべき、立派でキラキラした私になりたいと苦しみ悶えていたように思います。

高みを目指しても、そこに到達できないことで自分を責める時期がありました。

自分を取り巻く環境や、仕事のストレスなどから、不眠症となり、長いこと睡眠薬を飲んでいました。

今のコンプレックスはお母さんになれない私ですかね?

 


かつて私が目指す高みというもの、その頃は、完全に身の丈に合わないものでした。

自分の特性を理解できず、気づくまでにずいぶんと時間がかかったように思います。

けれど、たくさん苦しみ悶えたおかげで、等身大の自分をありのままに受け入れられるようになりました。

 

 

不要なこだわりやプライド、高すぎる目標など、色々な無駄なものを手放してみると、世界が開けていき、ワクワクするような毎日を迎えられることとなります。

そんな時に旦那と出会い、結婚し、現在に至るわけですが。

不妊治療を始めたことによって、再び心の片隅に暗黒面のようなものを持ち続けることになったように思います。

やっと不完全な私というものを受け入れて、自分に自信を持って生きられるようになったのに。

完璧じゃない私だって、子供を産んで、子供と一緒に成長して、お母さんになっていきたい。

今の私には、その願いも叶わない可能性のほうが大きいです。

一般的には当たり前のように思われそうなこの願いも、妊娠能力が極端に低い私にとっては高望みだったんだと思います。

再び、この身の丈に合わない大きな希望、手放さないといけないんだろうなあ、と思い始めています。

私の中の、不要な感情を手放したら、若いころに人生が大きくひらけた時と同じように、また大きく世界が広がるんじゃないか。

そんな風に思えてきました。

そう考えると、未来の自分に少しだけ希望が持てそうな気がします。

 

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