不妊について思うこと

子供に恵まれなくても夫婦生活はあったほうがいい?不妊治療終了後の妊活事情

おはぎです。
 

不妊治療から解放されても、避妊するのは勿体ないと感じてしまいました。

 
昨日、こんなコメントをいただきました。

私の場合、不妊治療を辞めてから、妊活に関わるすべて、を辞めることとしました。

通院を辞め、基礎体温も測らずに、排卵検査薬も使うことなく、タイミングも計らない。そして、避妊もする。

ここまで、妊娠することへの働きかけをきっぱりやめてしまう、私のようなタイプは少数派なのかもしれません。

わが家の不妊治療終了後について

不妊治療を終わりとしても、子供が欲しかった気持ちを昇華させつつ、ダメとはわかっているけれど...。と、妊娠することへの働きかけは続けている方が多くいらっしゃること、不妊治療を辞めてから知りました。

不妊治療終了後、こんなパターンもあるのかと、私が見聞きしたそれぞれの妊活事情について、掘り下げたいと思います。

妊娠することへの働きかけを全部やめる

今の私の状況です。妊活に関することを全部やめて、タイミングも計らずに、避妊もするというパターン。

どこをどうやっても、奇跡の妊娠すら起こらないパターンです。100%子供に恵まれない人生です。

実は、不妊治療を終えてすぐにこういうやり方をされている方、SNSですらお目にかかったことはありません。

妊活を辞めた人が、赤裸々な事情を語ることも少なく、あえて声を挙げている人が少ないという背景もあるのかもしれません。

妊娠を期待したり、がっかりすることの連続だった8年を経て、このやり方が私にはしっくり来ています。

でも、万が一、どうしても苦しくなったりしたら、ひっそりと自己流タイミングくらいはするかもしれませんが、非常時に自分を納得させる逃げ道として、最後の手段として頭の隅に置いてあるだけです。

おそらく、後戻りはないと思います。

自己流でタイミングくらいは計る

不妊治療のための通院はやめても、排卵検査薬を使用したり、基礎体温を測ったりして、自己流でタイミング法を試す方法もあります。

仕事を休む必要もないので、体外受精や顕微授精など通院頻度の多い不妊治療で仕事をセーブされていた方でも、予定を気にせずに趣味に没頭したり、自由に働くことができるようになります。

また、通院にかかる費用は発生しないので、金銭的な悩みなどからも解放されるかもしれません。

不妊治療を辞めてしばらくしたら妊娠してた、なんて高齢出産されているブログもありますから、奇跡が絶対に起こらないとも限りません。

宝くじだって、買わなかったら当たりませんものね。

ただし、卵管が閉塞している場合や、男性不妊がある場合などは難しいと思うので、ステップダウンをしてゆるく妊活を続ける方が、期待は持てるのかも知れません。

排卵検査薬は海外製を個人輸入などを利用すれば、通院に比べてとてもリーズナブルに妊活することができます。

自己流タイミング時代は、こちらを利用していました。

ステップダウンをしてゆるく妊活

高度不妊治療を辞めてもステップダウンをし、積極的な治療とはならなくなっても、ゆるく妊活を継続するという方法もあります。

体外受精からステップダウンを図ったとしても通院の必要はありますが、タイミング法や人工授精であれば、体外受精や顕微授精などに比べたら、通院頻度は格段に少なくなります。

私の経験では人工授精の通院頻度は月に2回程度、多くて3回位でした。

フルタイム勤務でも調整がききやすい方や、シフト制のお仕事の方であれば、仕事に影響せずにゆるく妊活を続けることができます。

タイミング法よりは確率は高いので、奇跡の妊娠がないとも言い切れません。

そして、体外受精に比べたら、費用面ではだいぶリーズナブルとなります。

私が、全ての妊活をやめるか、どうしようかと迷ったとしたら、とりあえずステップダウンしていたと思います。

体外受精を辞めて、ステップダウンしている間に、ゆっくり考えてみてもいいかもしれませんね。

諦めの気持ちでズルズル治療

高度不妊治療を、積極的な意味でなく続けるという選択です。

先生が「こんな患者さんもいるよ」と、教えてくださった患者さんのパターンです。

完全に不妊治療を辞めようという気持ちになるまで、それまで以上の積極的な治療(卵巣刺激など)はしないけれど、定期的に通院し卵胞が見えたらとりあえず採卵してみる、という感じで治療をされている患者さんもいらっしゃるという話でした。

卵胞が見えたら採卵をし、黄体ホルモンの注射を打って、次の生理を促してみるといった内容でした。

病院へ美容室や美容サロンのように通う感じでしょうかね?

ずるずる治療を続ける方の話を聞いた時

この方法は、時間の自由と金銭面に余裕がある方にしかお勧めできませんが、ズルズルとでも続けていくうちに、いつかは終わりを迎えることとなるのでしょう。

授かって終わるか、自身で決断するか、病院から何かを言われるか。

これも、不妊治療のやめ方の一つとして、最終的に納得できるのであれば全然アリだと思います。

いったん妊活をお休みしてみる

不妊治療を辞めなければと思っているけれど、やめる勇気が出ない方。

不妊治療を辞めてしまったら、子供を持つ可能性が極めてゼロに近いと思う方。

かといって、このままずるずると不妊治療を続けていくことにも疑問を感じている方。

不妊治療を辞めることが怖いですよね。

私も8年間も不妊治療を休まず続けていたのには、立ち止まることが怖かった、という理由もありました。

次の周期で妊娠できる卵子が育っているかもしれないのにお休みしてしまったら、奇跡の卵子で妊娠するチャンスさえなくなってしまう、なんて。

でも、今思えば、そこまで自分を追い詰めなくても、妊娠するときは妊娠するし、ダメな時はどんな努力をしても結果が出なかったりします。

私なんて、1度目の妊娠から約7年もの間、妊娠しなかったんですから。

自分を追い詰めて走り続けることが美学ではないし、休み休みやることが悪いことではないと思います。

漠然と不妊治療を続けることに不安に思う時が来たら、一度立ち止まって休んでみてもいいと思います。

次の周期こそやろうと思ったけど、やっぱりお休みしよう、とかではなくて。

3ヵ月、フリーダムに生きてみようとか、2か月間だけの短期派遣社員で自信を取り戻そう、とか。

だって、不妊治療を終えてつくづく思うことは、不妊治療中だって人生の一部となってしまうものなのだから。

一度休んでみたら、見えてくることも色々あると思うのですよね。

不妊治療中も人生の一部だと思った話

まとめ

不妊治療をどうやって終了させるのか、不妊治療を終えたらどうしたらいいのか。

妊娠するための情報は溢れていても、こういうネガティブな情報にたどり着けなくて何度も夫婦で話し合いました。

旦那との話し合いで出した決断であれば、それを守りたいという気持ちも強くなって、期限を意識したものでした。

最後は最終期限の周期に採卵したりして、当然のことながら期限が延長となってしまってさらに妊娠したりと、ズルズルとしてしまいましたが。

そんなズルズルしてしまう感じも私らしいというか人間らしいというか。

最近は人生をどう描こうかとまだ模索中なのですが、自分と家族が納得できればなんだっていいと思うのですよね。

自分に納得できる時が来たら、どんな選択であれどそれが正解だと思います。

最近の私はこれが正解だよねと、若干やさぐれながら猫を愛でていたりします。
 

 

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