おはぎです。
昨日は採卵日、結論から申し上げますと、無事に採卵できました。
成熟卵2個と未成熟卵1個採れました。
未成熟卵はもう少し培養していただきますが、成熟卵になるのかどうか...。
今回、旦那の状態は良かったのですが、成熟卵2個は顕微授精を選びました。
過去に採卵後培養がうまくいかなかったことは数えきれないほどあるのですが、
3PN(多精子受精)を経験した時があり、その時は普通の体外受精を選択していたこと、顕微授精を選んでさえいれば受精卵ができたかもしれないのに、と激しく後悔しました。
今回は泣いても笑っても最後の体外受精(だと思う…)なので、今回は悔いのない選択をしました。
元旦の事なので少し前の話になるのですが。
去年の暮はPCR検査を受けて旦那の実家に二人で帰省しました。
元日の朝、新年のあいさつをし、お屠蘇をいただきました。
前日にも結構盛り上がったのに、元日朝も盛り上がってしまい少し長めの朝ごはんとなりました。
少し酔い覚ましをしに、旦那と二人で近所を散歩をしたのですが、
天気がよく自然の風景がキラキラと見えて、「ああ!年が明けた!春ももうすぐ!」なんて思ってました。
2021年になった、春ももうすぐ、私もうすぐ43歳になる。
もうアラフォーとも言えない年齢、不妊治療ももうすぐ終わり。
夫婦二人きりの覚悟を決めないといけない。
二人きりだって楽しいけど、家族増やしたかったな。
旦那の子供見たかったな。
そもそも旦那は私と一緒になったから子供に恵まれなかったんだよなあ。
急に不妊治療の終わりが現実味を帯びて、色んなことがこみあげ自然発生的に号泣してしまいました。
夫婦二人きりで生きていくことの覚悟、治療を辞めることの恐怖、旦那に申し訳ないという気持ち。
ひとしきり泣いた後、旦那に言いました。
ごめんね。もし子供がいる人生を選びたかったら、いつでも別れてくれていいから。
.............。
本気だよ?○○(旦那)には子育て経験してほしいし、たぶん大変だと思うけど学びもいっぱいあるよ。
私が子供産めなかったから私と居たら二人だけの人生になっちゃうし。
......。おはぎ........................。
おまえ、飲みすぎたんか!
お茶でもかってやるからついてこい!」
そういって、自販機までぐいぐい引っ張られました。笑
私、確実に少し飲みすぎていたようでした。笑
けれど、私が言ったこと半分は本心なのです。
酔った勢いとは言え、伝えるだけ伝えてよかったな、と思います。
また、この時思ったのが、私よりも旦那のほうが夫婦二人だけの生活をとっくに覚悟してたのかもしれないなと。
そんな戯言に何も言ってくれませんでしたが、帰り道は少しだけ強めにぎゅっと手をつないでくれました。
(私の気のせいしれませんけど。笑)
「もう治療やめたら?」と何度も言われてたのに、「もう少しだけ、期限まで頑張る!」とわがまま言ってたのは私のほうです。
健康体なのに薬飲んだり注射したり痛い思いしたりすることについて、私の体を案じてくれています。
旦那のほうが不妊治療の全体像は把握していて、現実的に可能性の低さを受け入れてるんだな、将来のビジョンはとっくに見えてたのかもしれないな、と思った瞬間でした。
ちょっと思い出した話です。
この年での不妊治療となると、高度医療使っても成功率はかなり狭き門です。
体外受精の着床率ですら、10パーセント未満だったと思います。
今は培養がうまくいくことを祈るばかりですが、同時進行で、不妊治療の終わりについても受け止める準備をしなくちゃいけないなあと思います。
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