おはぎです。
夕べ、赤ちゃんしっかりと出てきてくれましたので、そのお話になります。
ちょっと長くなってしまったのと、2話に分れそうです。すみません。
また、昨日体感したことを正しく残しておきたいと思い綴りましたが、一部グロテスクな表現となってしまったので、苦手な方はご注意ください。
稽留流産、自然排出の始まり
昨日はお昼から夕方までの勤務の予定でしたが、出社して間もなく、なんだかゾクゾク寒気がしてきました。
そして、お腹を下し始めました。
私の場合、生理直前になると寒気や下痢などの症状が出るので、もうすぐ排出が始まるのかも?と。
通常通り仕事を進めていくうちに、やっぱりお腹痛いかもと思い、鎮痛剤を飲みました。
15時頃、お手洗いに行ってみるとやっぱり少量の出血がみられ。
出血を確認してしまうと、いよいよその時が来てしまうんだな、と悲しいような安心したような気持ちと共に、覚悟しました。
お腹の痛みは最初は軽いものでしたが、痛くなったり止んだりを繰り返していました。
16時ごろ、オンラインミーティングが始まる直前でしたが、恐らくこれ以降は腹痛が強くなっていくだろうと思い、早退することに。
この時、生理2日目位のお腹の痛みで、14時ぐらいに飲んだ鎮痛剤は既に全然効いてないのかな?といった感じ。
帰宅後も、腹痛が強くなったり弱くなったりを夜まで繰り返し。
出血も夕方から夜にかけて多くなっていき、20時頃には塊状のものも出てくるようになり、トイレで毎回ペーパーで受け止めては中身がないのを確認し捨てるを繰り返していました。
今思えば、病理検査に出すわけではないので、絶対に胎嚢を確認しなければいけないということもなかったのですけど、そうせざるを得ない気持ちでいっぱいでした。
この時点で生理2日目の多い日位の出血です。
途中、旦那が雑炊を作って勧めてくれましたが、ご飯を食べられる気分でなく、申し訳ないけど後で食べると言って断りました。
22時頃だったでしょうか?
お手洗いでうんうん唸っていると、ドゥルンとなんだか達成感のある排出が。
慌ててトイレットペーパーで受け止めた塊状のものをかき分けてみると、白っぽい丸いものが見られました。
これは、絶対胎嚢以外の何物でもない、確信しました。
お手洗いから出て、洗面台へ洗面器を置いて、丁寧に落とさないよう気を付けながら、手のひらを水受けにして慎重に洗ってみました。
すると、愛らしいおはじきのようなものが姿を現しました。
洗っているうちに、次第に厚みが無くなってしまいました。
そうか、赤ちゃん中にいなかったから、胎嚢は袋の塊だけだったのか。
赤ちゃん最初は存在してたはずだけど、成長が止まって、この袋に組織が吸収されたんだ。
この袋が作られたときには赤ちゃんいたはずなんだよなあ。
そっかあ。
だんだん虚しくなってきて涙が出てきました。
流産が確定してから一度も泣いていませんでしたが、お腹の痛みも忘れて涙が止まらなくなりました。
手のひらで支えられるほどの小さな人間の始まりのもの。
私と旦那が融合した塊を目の当たりにして、ここまでか、と。
ここで成長が止まってたら、そりゃ、産んであげるなんてできないや。
なんだか、ごめんね。
初めまして。そしてさようなら。
ごめんなさい。長くなってきたので次へ続きます。
昨日は泣きながら寝てしまいましたが、たくさん泣いたおかげで今朝はすっきり起きています。
パートは行くか行かないか迷いましたが、お腹の痛みが軽いのと、4連休前やることが沢山あるので出社します。
何より、今日旦那が出社なので、一人で家にいてあれこれ考えたくないというのが大きいです。
なお、現在胎嚢を生理食塩水に入れて冷蔵庫へ保管しています。
この後の処分について考えてなくてどうしたらいいのかなあと。
可燃ごみで捨てるとかトイレに流すのは抵抗があって。
家は賃貸マンションなので埋めるような土地も持っていないし、お互いの実家は新幹線の距離です。
早く弔いたいけれど、海に流したりしてもいいのだろうか。
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