おはぎです。
昨日は不妊治療中の転職活動(パート)が想像以上に難しかった経験を書きましたが、あくまでも私の経験したことです。
当時とコロナ禍になった今や、ロケーションなどでも求人状態など大きく違いがあるかもしれません。
また、私の場合は働いていたいタイプというだけで、誰にでも働くことをお勧めしているわけではありません。
昨日の記事はこちらから
私がなぜ不妊治療中でも働いていたいか?
今日はこちらについて書きたいと思います。
これには様々な要因があるのですが、私には専業主婦が性に合わなかったことが一番大きい要因だと思います。
過去に3~4カ月間位専業主婦をしていたことがありまして、ものすごい非生産的な生活をしてしまいました。
不妊治療が実らなく鬱々と過ごし、旦那を見送って二度寝してご飯食べてロボット掃除機オンにしたらまたゴロゴロ。
挙句、夕方近くになってバタバタと動き出すとか(笑)今思い出してもあの頃の鬱々とやる気のない自分は嫌いです。
専業主婦でも自分を律せて朝からテキパキ動けます、っていうタイプの方は、おうち時間を充実して過ごせるタイプなんだろうなあと思います。
最近、大変興味深い記事を見つけて、あの頃の自分がこういうことだったのかと腑に落ちました。
東京大学薬学部 池谷教授が以下のようにおっしゃっておりました。
- そもそも「やる気」という言葉は、「やる気」のない人間によって創作された虚構
- 行動することでしかやる気は引き出せない
新R25 2018.05.07 (株式会社Cyber Now)
「簡単にやる気を出す方法を教えてください!」→脳研究者「やる気なんて存在しない」|新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。
私のようにダラダラしてしまう人間にとって、やる気スイッチなど永遠に入らなかった理由がよくわかります。
私はパートでも仕事をすることでスイッチを自動で入れざるを得ない状況下となることで活動的に動ける人間だったんだなと思いました。
フルタイム派遣の不妊治療はちょっとしんどかったんですけど、専業主婦の不妊治療って結構時間があるんですよね。
月に6~8回位の通院であれば残りの22日間予定なしで過ごすわけですからね。
家事をやったり趣味をやったりでそれなりに時間は過ぎますが、達成感とかなかったんですよね。
また、自己肯定感を高めることが難しい不妊治療中、働いた分の対価はいただけるので必ず達成感は発生します。
私の場合年収は約100万円と少ないのですが、60才まで17年間働けば退職まで1,700万円が働いた対価となります。
そこまでは今の会社にいないとは思いますが、そう考えると結構大きいですよね。
あくまで自分の場合はですが、不妊沼から脱出できたのも仕事のおかげかもしれません。
今日は対価だけに言及してしまいましたが、その他にも、社内の評価やお客様からの感謝など頂けると、本当やってて良かったと涙腺が緩みそうになります。
そう考えると自己肯定感を仕事することによって持ち続けられていた部分て大きいんだろうなあと思います。