決断に迷う時

おはぎです。

治療の方法に悩むとき、皆さまはどうされていますか?

高度不妊治療って自費診療のことが多いだけあって、緊急時でない限り決断を患者さんに委ねる部分て多いですよね。

私は、どうしてもこうしたいと意思がある時ははっきりその旨を伝えます。

ただ、何年も治療を進めるうちに、こうしたい!これは避けたい!と思うことが少なくなってきました。

すべての治療法を経験したわけではありませんが、何年も不妊治療をしていると、だいたい一般的な方法は一通り経験済みで、何が良くて何が悪いのか。

色々改善やチャレンジを繰り返し、何周もしているうちに何がなんだかわからなくなります。

採卵は自然に近い周期にするのか?高刺激にするのか?

初期胚がいいのか?胚盤胞がいいのか?

着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)はどうするか?移植に進んでいいものなのか、等。

私の場合特にこうしたい、という強い意志がない時は、だいたい1度お医者さんへ意見を仰ぐことにしているので、

先生だったらどうしますか?

先生へ答えを一度戻してみると、先生の個人的な考えと私のカルテと見比べて、私にとって最善だと思われる方法をご提案いただけることが多い気がします。

おおかたは先生にご提案いただいた方法の通りにすることが多いです。

お医者さんと自分自身との信頼関係が築けないとこの手法は取れないとは思いますが。

私は数十回の採卵・移植の経験で、全く同じパターンということもなかったように思います。

採卵50回あっても経緯や結果は50通りだったような。

それでも先生たちは、数千・数万人の患者を診てきているので、圧倒的に先生の考えの方が正解だと思うのです。

先生へ意見を仰いだ際、先生が頭を抱えこみ5分くらい考え混んじゃうこともありました。

髪の毛をわしゃわしゃしてまで色々考えてくださることもあり、私よりはるかに頭脳明晰な先生の脳みそをフル活用していただいて、提案いただいたことはほとんど受け入れちゃいます。

私が先生たちのことを、結果が出る出ないに関わらず全面的に信頼しているからなんだと思います。

また、今の病院でできない治療があまりないんですね。

メニューとして開示されていなくとも相談してみればだいたい全部できてしまうんです。

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不妊治療をやめた後を想像した話はこちらから

私の不妊治療が実を結ばないのは、完全に私の体、卵子や受精卵の問題、年齢的な問題だと自覚しているので、結果が出ないながらも先生たちの判断が誤りだったと思ったことはありません。

また、高度生殖医療であっても、すべての不妊をクリアできることでもないと理解しているので、最後は不妊治療病院を妊娠して卒業できないパターンも多数あって、自分もそのパターンに入っちゃうのかなあ?という自覚は最近強くなりました。

残りの周期は3個の凍結胚を移植するのみ、となりますが、現在のところ、まだ経験していない治療もほとんどないので、やっぱり通常モードで先生へ意見を仰いで治療をし、終わりを迎えるような気がします。

最後に、逆転ホームランなんてあるといいんですけどね。

期待はしすぎずに、やさぐれないように頑張ります。

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