おはぎです。
先ほど不妊治療について調べ物をしていたんですが、ある不妊治療病院のページへ以下のように記載されていたんです。
不妊治療とはマラソンのようなもので、先にゴールが見えなくて不安になることもありますが、皆さまにもいつか必ずゴールがあります。
んー、なんか違うでしょうって思っちゃいました。
不妊治療病院なので、最終目的が妊娠と示されていました。
この病院でサポートできることは「妊娠」までなので、そう明示するのは仕方ないのかもしれませんが。
マラソンのゴールは目的地に到達することですが、不妊治療のゴールは妊娠や出産だけではありません。
不妊治療をスタートしてでこぼこ道やぬかるみにはまりながら、それでも必ず目的地にたどり着けるのならマラソンに例えても違和感ないと思います。
不妊治療の行く末は、子供を持てる道、子供を持てない道、養子を迎える道、よその子供と社会的に関わる道と様々です。
治療している本人がマラソンに例えてゴールを目指すことは励みになると思うのですが、
医療機関がこういうこと言うのってちょっとなんだかなあと思ってしまいました。
試しに私が通う病院のページを見てみたら、以下のように書かれていたので安心しました。
患者さん一人一人の悩みを共有し、一緒に考え、患者さんそれぞれに適したアドバイスや治療を心がけています。
現在結果が出ていないながらにも、患者の気持ちに寄り添っていただける病院で良かったな、とも思いました。
不妊治療の行く末は一つではないので、絶対妊娠できる、とイメージさせる言葉で客寄せする病院は患者さんに優しくないなあと思ったお話でした。