おはぎです。
すっかり春めいた陽気ですね。
昨日は梅を見に行ってきました。
梅って小さくころっとまあるく咲いて可愛らしいのと、香りがとっても良くて梅の花見は大好きです。
よく、不妊治療を「卒業」とか表現されていること多いですよね。
正しい定義があるかどうかわかりませんが、
妊娠が成立し、不妊治療クリニックを去って産院へ移るタイミングで卒業と言うことが多いと思います。
私の通う病院では、人工授精の場合は7週、体外受精の場合は9週で卒業です。
じゃあもし私が、このまま授からず病院を去った場合は???
卒業じゃない、中退かあ~~。
不妊治療を終えた(辞めた)その後について考えたいと思います。
何か決断をするとき、こっちがダメならこっち、うまくいった場合はこうする、とか、プランAからC位をざっくり想定して備えている方は多いと思います。
私もいい加減な性格ですが、そういう考えをすることが多いです。
ただ、不妊についてはそういう考えができませんでした。
7年間、今後もしも子供ができなかったら?
そんな事思いながら治療には挑めなかったんです。
絶対にできるものとも思わないけど、絶対にできないとも思わなかった。
完全に反対のことなんですけどね。
前に派遣社員を辞めた後に、4か月ほど専業主婦をしていたことがあったのですが、 不妊治療って結果が出なければただただ辛いだけじゃないですか。
それなのに、私、家にこもって鬱々としちゃってたんですよ。
旦那にも「家に帰ると空気がよどんでる気がする」なんて言われました。
これはまずいな、とすぐに求人を調べて今のパート先に就いたわけですが。
私の場合、家の中で楽しめる趣味もなく、仕事は嫌いじゃないタイプなので、結果的に外に出たほうが向くタイプだったんだと思います。
あと、専業主婦時代にこれがあれば、少しばかり就職活動に箔がつくかと、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)の資格を取りました。
Excel、word、powerpoint扱う機会が多い方なら、さらっと復習するだけで取れちゃう簡単な資格ですが。
ExcelならVLOOKUP関数とピポットテーブル位までできれば、事務職にはありつけると思います。
不妊治療を終えた時に、お母さんにはなれない、会社員でもない、趣味に没頭しているわけでもない、
何ものでもない自分になっていることが怖かったんだと思います。
お母さんをやられてる方も、自分て何なんだろうと思うことはあると思うのですが、
私はお母さんすらやれるチャンスもなく、この年になって恥ずかしながらまだまだ自分探しが続いてる状態です。
そういう意味では、扶養内でも仕事をしていることはキャリアを断絶しないように、無意識に保険をかけていた気がします。
最近は、少しずつだけど、不妊治療のその後について考え始めてはいます。
まずは、移植した胚が着床すること。そして卒業、出産までのAプランだけ考えて、Bプランは完全に中退した後に、ゆっくり考えたいと思います。