おはぎです。
すっかり春めいてきてウキウキとした気分になりますね。
近所の早咲きの桜が咲き始めました。
今年も去年に引き続き、コロナが蔓延しているからお花見は無理かな。
今日は、一昨日の通院の話の続きになります。
私が通う病院は大学病院なので、常勤の先生ですら毎日診て頂けるわけではありません。
先生の指定はできないのですが、先生たちが勤務する曜日と時間が決まっているので、お気に入りの先生がいたら先生が出勤される時間枠に予約すれば診てもらえます。
私は、お気に入りの先生は3人いますが、特に会えるようには予約はしていません。
一昨日診て頂いた先生は体外受精説明会で説明されていた先生で、なんとなくゆるい感じがお気に入りの非常勤の教授先生でした。
先生:次、金曜日は来られますか?
私:大丈夫です。15時半でお願いできますか?
先生:はい。では予約しておきます。次に卵胞見えたら刺激始めましょう。
私:はい。お願いします。
先生:はい、予約できた。おはぎさん○○(私の趣味)行ってます?
数年前、私の趣味で行った場所が教授先生の故郷だったらしく、その時の会話を覚えていてくださり、度々私の趣味について話題にしてくださいます。
私:ぼちぼちですかね。暖かくなってきたんで本格始動したいんですが、こんな状況(コロナ禍)なのでちょっとかじる程度ですかね。
先生:そうかあ。
私:あ、先生。実はこの周期でダメだったら治療やめようかと思ってるんですよ。まだやめる覚悟もできてないんですけど。
先生:あー、そうなんだ。色々考えてたんですね。
私:はい。ちょっと先に進みたいって気持ちが強くなってて。先生にこんなん言ったら失礼な話かもしれないんですけど、ずっと何もかもが先に進まなくて、治療するのを煩わしく思ってるところもあって...。
先生:あー、長く頑張ってきたもんね。先に進みたいって気持ち、いいことだと思いますよ。
私:まだやめる覚悟ないんで、もう一回頑張ってみて、その後延長とか言い出すかもしれませんけど。
先生:そういう患者さんいますよ。生理来なくて生理起こす注射だけ打ちに来て、卵胞見えたら採卵しちゃう!って方もいますし。
私:えー。そうなんですね。
先生:おはぎさんのカルテいっぱいあるんで、不妊治療以外にも心配事あったらいつでも相談してください。
私:ありがとうございます。
なんとなく、自分の中で区切りがついたような気がしました。
そして、複数の先生に診てもらう大学病院であれば、やめるやめないなんて言わなくてもどっちでもいいと思うんですが、私の場合は言ってよかった。
先生と患者で立場は全然違いますが、私の7年間の治療を知っている先生に気持ちを伝えた、知ってもらえただけで、
たとえ理解されなかったとしても、気持ちが浄化できたような気がしました。
とはいえ、まだ治療続いているので、最後のミラクルを期待しすぎず頑張ります。