私たち子供はいないんです ! !

 

おはぎです。

土曜日、不動産屋へ正式な契約手続きと、新居のいろいろな場所の採寸へ行ってきました。

無事契約書への捺印が完了すると同時に、新居の鍵をいただきました。

本当は採寸へは、不動産屋さんに連れて行っていただく予定でしたが、急遽私たちだけで行くことに。

鍵を受け取ったのなら、仲介だけの不動産屋さんにお手間をかけることもないですもんね。

ついでに管理会社さんへ、入居日前の採寸や、引っ越し前の拭き掃除などで少しだけ立ち入ることを承諾していただきました。

なんか、もう私たちの家になったような気分で(実際はまだ先だけど)、少しテンションが上がってしまいました。

  

https://ohagi3-days.com/transplanting-and-moving
引越しが決まった時の話はこちら

 

各箇所の採寸が終わり、その後、メジャーで測りつつ、二人で家具やベッドやキャットタワーの配置を思案したり、すごく楽しい時間でした。

しかし、どうしても使い方がわからない個所があり、場合によっては家具の購入へも関係してくるため、直接管理会社さんへ電話してみることにしました。

 

貸主さんの契約書への捺印が終わったら、ご挨拶の連絡をしようと思ってたところだったんです。いただいたお電話ですみません、おはぎさんへ私からもお伝え事項がありましてね。

いえいえ。なんでしょう?

お子さん、もう大きいんでしたっけ?
実は、前入居者さんが退去された後、二重窓を設置したんです。ほら最近、羽田の飛行経路が変わって、このあたり日によってはうるさい時があるじゃないですか。
前は下の窓には、手すりを設置してたんですけど、二重窓をつけるために外しちゃったんですよ。
それでもし、おはぎさんのところに小さなお子さまが...

わたしたち子供はいないんです

ああ、それなら安心しました。木枠の二重窓だけのほうがお洒落だし、手すりがあるとお洒落な感じが台無しというか...

最初、子供が大きいと言われたことが、何のことかピンと来なかったんです。

聞きたかったことはすぐ解決したんですが、よくしゃべる管理会社の担当者さんの話をじっくり聞いていたら、不意を突かれました。

そして、子供がいないということ、会話を遮ってまで伝えてしまいました。

「子供はいない」「まだ」を付け加えなかったのは意識的なものです。

今後子供を持てる可能性はとても低いことと、もしかするとこれから家族が増えるかも、なんてお伝えしたところで、話はややこしくなっていくだろうし、と。

 

 

電話越しで聞きにくかったのもあり、力いっぱい叫んでしまって、そんな自分にも驚きました。

他のことならじっくり相手の会話を聞けるはずなのに、子供のことについて触れられたとたん、私はやっぱり我慢できずに「子供はいない」と言ってしまうんだなあと。

子供に関する質問だけは、いまだ大人の対応ができないなんて。そんな未熟な自分にも少しだけショックです。

 

https://ohagi3-days.com/self_introduction-2
子供がいないことを主張してしまう話はこちらから

 

世間一般的には、お子さんがいらっしゃる夫婦が大多数で、夫婦で入居してくると聞けば、子供をセットにして考えられるものなのでしょう。

子供の安全を考えて、もしも小さな子供がいるなら入居前に手すりを付け直さないと、と考えてくれる管理会社さん、とても気配りができて安心できる会社です。

40代の夫婦に子供がいないなんて、一般的に確立が低すぎて、考えにくいことなんでしょう。

夫婦に子供がいないことを考えるより先に、子供は大きくて巣立っているんだ、と考えることのほうが多いのでしょうね。

そっかあ、一般的にはそういう風に見られる年代なんだなあと思った出来事です。

そう思われたことに、ショックを受けたとかではありません。

管理会社さん、配慮がないとか思ったわけではありません。

私たち夫婦が、一般的にどう思われているかなんて、これまで誰からも何も言われたことがなかったので、そっかあ、そう見えるのかあ、一般的にはやっぱりそうだよね、と思った出来事でした。

 

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