妊活アドバイザーとか

おはぎです。

妊活アドバイザーさんという資格を持ったカウンセラーさんが、世の中にいらっしゃるの、ご存じですか?

私自身は、2回ほど、かかりつけの病院の看護師さんが、病院内でやってらっしゃる、有料カウンセリングを受けたことがあります。

あの時は、体外受精を始めてすぐに流産してしまい、ぐちゃぐちゃに絡みすぎた私の悩みの出口について、アドバイスが欲しくて受けました。

有料カウンセリングで、1時間3000円位だったと思うのですが、あの時の私にとっては、大変有意義でした。

 

https://ohagi3-days.com/select
不妊治療を始めてすぐ流産した話はこちらから

 

稀にブログを読んでらっしゃる方から、メッセージを頂くんです。
 

おはぎさん、豊富な不妊治療の経験をもとに、妊活アドバイザーをやられてはどうですか?

 
これまで1度も考えなかったわけではありません。

現在、不妊治療後に自分がどうなろうか、ということを、模索しているところです。

お母さんになれたら、お母さんという肩書ができて、あれこれ忙しくなりそうですが、そうでなかった場合。

お母さんにもなれず、何者でもない自分を迎えることが怖い気持ちもあります。

妊活アドバイザー協会のホームページを見てみました。

(民間資格ですが、いくつか類似の協会があるようです)
 

妊娠を望む全ての方へ、母子ともに健康な妊娠出産が行えるようなアドバイス、不妊治療(人工授精、体外受精IVF、顕微授精、卵子凍結、周期療法、鍼灸療法、分子整合栄養学など)の中で何が適切なのかをアドバイスできるだけの知識を持った妊活アドバイザーを認定する機関です。
(妊活アドバイザー協会より抜粋)

 
ホームページを拝見して、すぐに悟りました。
 

あ、これは私には無理だ。

 

 
妊活アドバイザーというものが、私には無理だと思ったのには、いくつかの理由があります。
 

不妊治療がそもそもうまく運んでいない

必ずしも、成功体験をもとに、相談に乗ったり、アドバイスしたりするものではないのかもしれませんが。

現状では結果的に、成功体験がないので、あれこれアドバイスするような立場にないと思ってしまうんです。

あくまで、私の考えです。
 

相談された方の幸せ、素直に喜べる自信がない

たぶん、なのですが。

色々相談して頂いて、その方がうまくいく運びとなったとします。

その報告を受けたら、私はきっと嬉しくなると思います。

そして、その後、家に帰り、自分の身を振り返って、少しくらいは落ち込むと思います。

もしかしたら、お風呂でそっと泣くことになるかもしれません。

自分の無念さを痛感してしまう気がします。
 

私には向いていない

私は、どちらかというと理論的でなく、感情的な人間だと思います。

犬・猫番組の感動シーンで、すぐに涙を流してしまうようなタイプです。

「初めてのおつかい」という番組なんて、号泣してしまうため、10年以上見ていません。

すぐに冷静さを欠く人間です。

そして、すぐに感情移入します。

そんな人間が、人生をかけた治療をされる方に、冷静なアドバイスができると思いません。

私はこういうものとはかけ離れた存在だと思っています。
 

不妊治療の話題からは離れたくなっているかも

あまり考えたくはないのですが、私の不妊治療が思うように実を結ばず、終わりを迎えたとしたら...。

不妊治療に関することからは少し離れたいと思うかもしれません。

ただの想像だけれど、不妊治療をしていた、という事実はあるので。

しばらくは、私の問題としてついて回ることだと想定します。

もう、考えたくない!と思っても、あれこれ考えたくなってしまっている気がします。

そんな状態で、他の方の妊活の相談に乗れるなんて思えません。
 

まとめ

妊活アドバイザーさんには、お世話になったこともあるし、個人的には、行き詰ったりした際に相談することをお勧めしたいです。

けれど、私自身が「相談される側」としては、不適切だと思うのです。

愚痴を聞いてあげる、それくらいしかできません。

私が、話せることは、私の経験だけで、どの方にも通じるものではありません。

結果が伴っていないことなので、私の経験、どの方にもあまりオススメできることではないのですよね。

お子様がいらっしゃらなくても、ご自身の経験をもとに、その道を貫かれていらっしゃる方、本当素晴らしいと思います。

誰かの助けになることなんて、私の人生ではあまり考えられないので、立派で強い方なのだろうなと思います。

ただ、私にはそういうことはできそうにないので、何か他の形で模索したいです。

その前に、不妊治療で結果が出たらいいのですが。

結果が出たら出たで、偉そうに妊活ノウハウとか語っちゃったりしたら、ほんとごめんなさい。

そんなことは絶対ないと思いますが。

でも、そうなれたらどんだけましか、と思っちゃいますね。

 

 

  • B!