おはぎです。
昨日と今日、2連休いただいていて、のんびりと引越し片付けのラストスパートをしています。
実は、12月少し働きすぎてしまって、今月いただくお給料が、扶養の枠をだいぶ超えてしまったので、来月まで出社日を半分にし、時間調整のため、のんびりさせてもらう予定です。
一昨日の話ですが、同僚が夢見がちなことを言っていました。
将来はのんびり社長業をしていたいなあ
同僚は私と同じパート主婦だし、年も近いアラフォーの女性です。
そして、これまでほとんど働いた経験がなくて、今の会社が初めての事務仕事らしいです。
それは難しいんじゃないのかなあ、なんて思いながら。
え?もう将来きてるんじゃないの?
それに社長業はのんびりどころじゃないんじゃない?
うっかり口走ってしまいました。
でもすぐに「あっ」と思い反省しました。
私も頭が固くなったのか、40代を迎えているなら、もう「将来」を生きているよね、と思うところがあるんでしょうね。
でも、私も未来に思いをはせることもあるし、未来は今とは全然違う暮らしかも知れない、なんて思うこともあります。
他の誰かにとってはあり得ない未来でも、本人にとってはずっと夢見ていた未来かも知れない。
誰かが何かを目指したいと前向きになっているときに、茶々を入れるべきではないですよね。
私もかつて、プチ同窓会で「その年で子供を?」みたいな感じになってしまい、置いてけぼりの気持ちになったことを思い出しました。
10代、20代で出産を終えている人にとっては、アラフォーの妊活なんて信じられない話かもしれません。
ましてや、同級生たちも、私が43才までいつかは報われると思って不妊治療をしていたとも、考えられないことでしょう。
将来を公言した同僚は、大人の回答をしてくれました。
えへへ。目標ってほどのことでもないけど、今年は資格取って頑張ってみようかなあと思ってる。
資料請求もまだなんだけどねー。
そうなんだ。なんか、ごめん。
まだ色々諦める年ではないよね。応援するよ。
なおさら、申し訳ない気持ちになってしまいました。
アラフォーまで子育てを中心に過ごし、子供が大きくなってから第二の人生をと考える生き方は、一般的によく聞く話です。
40才を超えてまだなお子供が欲しいと思っていた私のほうが少数派です。
それなのに、自分のマイノリティを差し置いて、人の夢を否定してしまうなんて。
もしかすると、私が35才で始めた不妊治療で子供を持てた確率より、同僚が社長業でのんびりする確率のほうが高いかもしれません。
むしろ私のはゼロパーセントになってしまったんだから、彼女の夢の可能性は無限大ともいえます。
ある程度の年齢になってから将来を考えると、だいたいみんな基盤ができているから、それ以上は望めないんじゃないか?なんて思いがちですが。
10年後に彼女が、絶対に社長になっていとも限りません。
ノーベル賞を取る方が高齢だったりもしますし、人生何があるのかは誰にもわかりません。
誰かが励むことを無下に否定してはだめだよなあ、と反省しました。
そう考えてみたら、私も「夢」みたいなもの、持ちたいな、目指すところがあれば人生もっと楽しくなるよなあと思いました。