おはぎです。
流産する前の話ですが、5wの半ばに不妊治療院の先生に促され産院を予約しました。
予約した産院は、私が初めて妊娠した時にここで産みたいと思った産院で、今回も同じ産院しかないと思っていたので話が早かったです。
私が決めた産院の条件は以下の通りでした。
- MFICU(母体・胎児集中治療室)があること
- 無痛分娩ができること
- 家から電車や車で30分以内(できれば20分以内)の場所にあること
MFICUは不妊治療をしている大学病院でもあるのですが、無痛分娩ができず、はじめから選択肢にありませんでした。
上記3つが揃う産院、近所ではセレブ病院と言われるところしかありません。
東京でセレブの産科というと、御三家となってしまうのですが。
ピンときた方、いらっしゃると思いますが、病院へ迷惑がかかるかもしれませんので病院名は出さないことにします。
そのうちの一つです。
芸能人や皇族の方なども多くご出産されているようです。
また、私がセレブでもない庶民、むしろ倹約家なのになぜここを選んだかというと、やっぱりそれくらいは贅沢したかったから。
贅沢というのは、医療の意味で。
現在の医療をもっても、お産で亡くなられる方はいらっしゃるんですよね。
私の最初の妊娠は35才、今回2回目の妊娠は43才、どちらも高齢出産で色々な意味でハイリスクに備えられている産院しか考えられませんでした。
無痛分娩の麻酔が25万円でも、個室代が高くても、人生で重要なポイントになる場面は倹約する必要はないと思ったからです。
貯金は将来のこともあるけれど、こういう時のために備えていると思っているからです。
それに、私の場合、お産が2度も3度もあるものでもないし。
そういう理由で産院を選んだわけですが、キャンセルせざるを得ない結末に。
なぜこの話をしたのかと考えてみると、もう自分と関係ない病院となるかもしれないと思ったからかもしれません。
たくさん凍結胚があれば、多少なりとも明るい未来への可能性は見いだせるかもしれませんが。
現在、凍結胚盤胞が残り1個で、採卵ももうすることはありません。
産院、2度も予約したのに、1度も出向くことなくキャンセルすることになってしまいました。
あーあ。なんだかなあとも思ったりしてますが、なるようにしかならないと半ばやけくそのような気分になっていたりします。