おはぎです。
なぜか今日はやさぐれたようなお話となってしまったのですが...。
あくまで私の主観です。
不妊治療あるあるだと思いますが、不妊に良い食べ物飲み物と聞けば苦手な味でも我慢して飲んだり、
お金を治療やサプリメントや鍼灸などに湯水のように注ぎ込んだり、好きな食べ物を控えたり、お酒を我慢したり、漢方薬を飲んでみたり。
良いと言われるものを嫌でも手あたり次第試したりすると思います。
もうこれ以上の努力はできない!ってところまで自分を追いこんだりしますよね。
だって、授かりものなんだから。
不妊治療はどんなに努力しても叶うとは限らない
妊治療って努力して平等に叶うものではなく、特に高齢不妊治療者には残酷な結末が待ってることのほうが多いと思うのです。
そう思う理由は、病院の実績がそう物語っているから...。
私が通う病院の凍結胚移植の妊娠率は30%です。凍結まで至らなかった数は入りません。
また、この30%から無事に出産できた数もこの診療科ではわかりません。
妊娠実績なので、残念ながら流産してしまった数も妊娠率にカウントされています。
さらに、全年齢での妊娠実績なので、40代の妊娠率ではこれ以上にぐーんと下がってしまいます。
不妊治療って、それまで努力や鍛錬で乗り越えられてきたことと同じように、
頑張れば乗り越えられるかも?なんて思いがちですが、そこに立ちはだかる診療実績の高い壁は、本当に揺るがないもので、毎度打ちのめされます。
もちろん、高齢不妊治療でも厳しい妊娠率を乗り越えて無事に授かる方はたくさんいらっしゃいます。
40代になられてからご結婚されてさくっと第2子まで儲けられる方もいらっしゃいますものね。
ただ、私には自分の子供を授かることは、今となっては本当に高望みなんだと思っていて、これまで私が挑み続けた高度不妊治療は、雲をつかむようなつもりでの治療です。
わかっているのに、それでも僅かにでも期待してしまう自分に毎回打ちのめされてしまいます。
結果につながる保証はないんだから期待せずにやさぐれずに頑張ろう。
なんて、旦那が言ってくれることもありますが、もうあと少しで不妊治療を終えようと思うところまできても、なかなか素直にそうは思えないものです。
結果に結びつかない限り最後の最後まで前向きに立ち向かう、なんてことができないのが不妊治療なのかもしれません。