お久しぶりです。おはぎです。
実は7月下旬に夫婦立て続けにコロナ陽性となりすこしだけあたふたしていました。
現在は回復し、自宅待期期間も明けて通常の生活に戻りつつあります。
現在残る病状は、少しの鼻水・痰・頭痛・時々重めの咳が出る程度。9割5分ほど回復しています。
私たち夫婦がどのようにしてコロナに罹患したのか、このご時世でコロナに罹患するとどうなるか。
コロナ療養・隔離期間の中で「事前にやっておけばよかったこと」「あってよかったもの」「反省点」などをお伝えします。
少し長くなってしまったので興味のある所だけでも読んでいただけたら幸いです。
最初に罹患したのは旦那 家庭内別居スタート
クーラーを使用している時期は、旦那の寒暖差アレルギーにより一時的に鼻水・くしゃみが止まらなくなることがあります。
旦那がいつものようにくしゃみを連発し始め、寒暖差アレルギーか?夏風邪か?と警戒し始めた頃に次第に微熱となり、やはりコロナでは?と疑いを持ちました。
この時点でPCR検査へ行くことを勧め、症状が出てから3日後検査を受けてもらうと同時に家庭内別居をスタート。
旦那にはテレワーク部屋に籠ってもらうことにしました。
旦那の症状が出てから6日後に私がダウン
旦那の微熱が下がってきた頃、旦那が初めに症状が出始めて6日後のこと、今度は私が朝起きると軽くのどの痛みが。
クーラーによる乾燥かな?と思いつつ仕事に行くと、お昼ごろにかけて頭痛や関節の痛みなど、次第に体調が悪くなっていきました。
しかし熱を測ると平熱なので、無料のPCR検査会場へ。
風邪様症状があることを伝えたものの、発熱がなければ受けられるとのことで、検査を受けさせていただきました。(※)
しかし夕方には38.5度の発熱が。
翌日、だいぶ遅れた旦那のPCR検査陽性の通知の後に、私のコロナ陽性通知が届きました。
発症から検査陽性まで
7/19 旦那喉の痛み
7/21 旦那微熱
7/22 旦那PCR検査
7/25 私頭痛と倦怠感・関節痛、PCR検査受ける 夜発熱38.5度
7/26 旦那コロナ陽性電話・オンライン診察
私コロナ陽性通知メール
(※)熱がなくても症状があるとPCR検査が受けられない会場もあるようです。お近くの検査センターへお問い合わせください。
旦那のコロナ陽性通知が遅かった理由
旦那のPCR検査結果は、本来は翌日通知されるはずでしたが、連絡が来たのは検査した日から4日後でした。
私のPCR検査結果は翌日に届いたので、とても遅く感じましたがそれには理由があったようです。
旦那が受けたPCR検査会場では、陽性の場合は電話で通知されそのまま保健所へ通知される仕組みとなっていたのです。
かたや私の受けたPCR検査は、陰性でも陽性でもメールが送信されるだけ。
仕組みの違いにより、検査結果が届く日数に差があったと思われます。
また、検査結果通知が来るまでの期間にPCR検査センターに電話で問い合わせようとするも、電話は1度も繋がらなかったようです。
7月後半は、日本が世界最多の感染者数となっていた時期だったため、とても混乱し通知が遅延していたと予測されます。
発熱外来はことごとく診察拒否
旦那はPCR検査の陽性通知を受けた時にはほぼ回復していたため、オンライン診察を受けたのみで外来での診察を受けることはありませんでした。
私の場合は引越し後にかかりつけ医が近所にないことと、日に日に高熱になりつつあることを不安に思い、発熱相談センターに電話をして近所の発熱外来を紹介していただきました。
紹介していただいた3か所は、新患は受け付けていないや、今週は予約がいっぱいなどでお断りされることに。
インターネットで調べたところ東京都福祉保健局が診療所マップを公開していたのでこちらで手あたり次第電話で問合せしたところ、1軒だけ発症5日目に診察予約を取ることができました。
自治体ごとに同じような診療所マップがあるようなので、万が一の時に備えて一度確認しておいてもいいかもしれません。
診療所マップをチェックしておけば万が一の時に慌てずに済みます。
診察を断られすぐに受診できなくても大丈夫※
私の場合、最初に症状が出てから5日目の受診となったため、この間に平熱に戻っていました。
しかし熱が下がるまで、日に日に上がり続ける体温計を目の当たりにし、コロナウイルスという場合によっては死に至る病に侵されていると思うと、1秒でも早くお医者様に診ていただきたいと気持ちは焦ってしまいました。
しかし、お医者様に診ていたところで、現在のところは健康な65才以下の場合コロナ特効薬を処方されることはないと言われています。
早くに診ていただけたとしても、症状を緩和する薬しか処方されないことが多いようです。
発熱外来を受診するまでは自宅で市販の解熱剤やアイスノン等でケアをして、自己免疫機能を頼って回復するのを待つしかないことがほとんどだと思います。
多くの方が軽症で済んでいるというニュースを目にしていましたが、私を含め大多数の方が自然治癒をしていたのだと、つくづく実感しました。
コロナに罹患したからと言って必要以上に怖がることなく、風邪の時と同様、食べられるものをできるだけ食べ水分をたくさん取り、安静にして過ごしましょう。
発症から回復まで
7/25 喉痛、頭痛と倦怠感、関節痛 夜38.5度
7/26 昼間は37.5度、夜にかけて再び39度
7/27 38度~39度の発熱
7/28 37度台に少し下がる
7/29 平熱
7.30 頭痛と倦怠感、咳と痰の症状のみ
しかし、中には病状が急変する方もいらっしゃるので、注意が必要なことも。
自宅療養中に特に注意すべきタイミングは発症から1週間前後だといい、この時期に病状が急速に悪化することがあるということです。
自治体の案内に従って、冷静に判断をし、危険を感じた場合はすぐに救急車を呼ぶようにしましょう。
救急車を呼んでいいものかためらってしまう場合は救急安心センター事業(♯7119)に相談してみるといいかもしれません。
東京都福祉保健局の注意喚起がとても参考になります。
東京都福祉保健局 症状が悪化した場合は速やかに連絡してください
症状が4日以上続く場合は注意が必要です。
救急車を呼ぶことにためらいがある時は(♯7119)に相談を。
事前にやっておけばよかったこと
私の場合、引越し後にかかりつけ医が近所になかったため、高熱の最中に発熱外来を探すのが大変でした。
しかしかかりつけ医があっても場合によっては診察を断られることもあるようなので、事前に発熱外来をリストアップしプリントアウトしておくと良いかもしれません。
また、わが家には1才未満の猫がおり、これまで一度もどこかへ預けたことがなく、猫をどうすべきか非常に悩みました。
結果的には自宅で一緒に過ごすしか選択肢はなかったわけですが、猫も遊んで欲しがったり甘えたがったりで完全に隔離するのは難しいため、常にマスク着用、触るときは手洗い・消毒後、寝る時は別々とゆるく隔離しました。
もしもペットがワンちゃんの場合ならお散歩なども必要でしょうし、飼い主の体調不良でお世話が十分にできないとなると、ワンちゃんの健康状態も心配になると思います。
万が一の時、ペットをどう隔離するか、ペットホテルやペットシッターさん、頼れる預け先などを探しておくなど事前の対策があるといいかもしれません。
近所の発熱外来をリストアップしておく
ペットをどうするか考えておく
保健所からの連絡は来ませんでした
病院を受診した際、パルスオキシメーターの貸し出しや自宅療養時の食事の提供について、希望であればここに電話をしてねと保健所の電話番号を渡されると同時に、電話がつながることはほとんどないと言われました。
それならどうしたらいいんだと思っちゃいますが、今の状況で保健所を当てにするのはナンセンスな事みたいです。
実際、コロナ罹患~自宅待機期間終了まで、一応病院からは保健所から連絡が行くと言われていたのにも関わらず、保健所からの連絡は一度もありませんでした。
万が一の時が来てしまった場合は、保健所などに相談ではなく、救急車を呼ぶようにしましょう。
救急車を呼ぶのをためらう場合、自治体の基準に従って当てはまるか確認してみましょう。
これがあってよかったもの
発熱対策グッズや、症状緩和グッズ、レトルト食品など、ワクチン接種の副反応対策や、防災グッズなどに備蓄していたことがとても助けになりました。
発熱対策グッズ
解熱鎮痛剤、アイスノンなどは何もなくても常に常備しておいて損はないと思います。
わが家ではアイスノンは2個常備し1個は常に冷凍庫にストックしています。
水分補給
ポカリスウェットやOS1などを常に常備してれば問題ないと思いますが、わが家ではスポーツドリンクをほとんど飲むことはないのでペットボトルなどでは常備していません。
なので、万が一の時にさっと作れる、顆粒のポカリスウェットを常備しています。
必要な時に水に溶かせばすぐできるので、スペースの無駄も省けておススメです。
のどケアグッズ
私の場合は、罹患してすぐにのどの痛みが強かったため、1日中のど飴を口に含んでいました。
のど飴を舐めているだけで何となく症状が緩和されたように思いました。
糖分も補給できるのでのど飴を薬箱に忍ばせておくのもいいかもしれません。
頭痛対策
コロナに罹患して一番初めに感じた症状は、のどの痛みと頭痛でした。
鎮痛剤を飲んでも頭痛があまり緩和されなかったので、熱さまシートストロングがとても効果的でした。
普通の熱さまシートより冷感作用が強いため、冷えすぎる位に効いて本当におススメです。
除菌グッズ
私たち夫婦の場合2人とも感染していますが、感染のタイミングにタイムラグがあったため、旦那の罹患~私の完治まで家庭内別居をすることになりました。
コロナに感染後同じウイルスですぐに再感染があるかはわかりませんが、万が一のことを考え、隔離と除菌を徹底しました。
さっと除菌できるアルコールスプレー・除菌シートは本当にいくらあっても多すぎることはありませんでした。
栄養食
旦那と私がコロナに罹患する時系列にタイムラグがあったとはいえ、私の症状が出てからは料理を作ったりすることが難しくなりました。
旦那は発熱が37.5度までのごく軽症でしたが、コロナに罹患している自覚がない時のほうが多かったため、テレワークで仕事を続けており、仕事後はぐったりして私のお世話までは難しいようでした。
防災グッズに入れておいた、お湯を注ぐだけで食べられる白米や、レトルトお粥などにとても助けられました。
その他
私の場合、体調不良により食欲がとても落ちたので、高カロリーのクッキーやチョコレートなどもよく食べました。
お粥を食べる際には、冷凍していた明太子や頂き物の佃煮などがとっても美味しかったです。
また、鼻をかむ頻度が尋常でないので、鼻水ケアにちょっといいティッシュも常備していて助かりました。
家庭内クラスターになってしまった反省点
私たちは完全家庭内別居をしていましたが、自分たちに限ってコロナに罹ると思っていないという甘い考えもあり、ドアノブや蛇口の取っ手、スイッチなど消毒していませんでした。
また、洗面所などのタオルは分けていたのにも関わらず、キッチンのタオルだけは二人で使用していました。
完全に自分たちに限ってはないだろうと言うおごりから油断していた感は否めません。
少しでも何かしらの症状があったら、まずはコロナ感染を疑うべきだったととても反省しています。
生活同線はすべて分ける必要があります。
生命保険金
コロナに罹患した場合、加入している生命保険があれば、保険金請求の対象となる可能性があります。
私も生命保険で保険金請求の対象となる契約があり、現在請求手続きを行っています。
【追記】
D生命 入院一日1万円 110,000円
外資A社 入院1日5千円 55,000円
※新型コロナウイルスが第5類となりこの制度も終了している保険会社がほとんどです。
過去に遡っての請求はできますので2022年9月以前にコロナに罹患された方は保険会社にご確認ください。
まとめ
感染者の拡大により、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを現在の「新型インフルエンザ等感染症」から季節性インフルエンザと同様の「5類」に引き下げるという動きもあるようです。
罹患した立場から言うと、重症化せずに回復した健康な65才未満にとっては季節性の風邪のようなものにも思えます。
ただ、基礎疾患のある方や高齢者にとっては生死に係るものであり、そういった弱い立場の方を無下にはできないなあと、難しい問題だと思います。
ただし、ほとんどの健康で高齢でない私のような方々は、新型コロナウイルスに罹患しても、数日発熱する程度で、自己免疫機能で回復していくものです。
もしかすると、ワクチンを3回接種しているのが軽症で済んだ理由なのかもしれませんが、もしもコロナ陽性となってしまっても、特別に怖がることはなく、風邪を引いたときのように栄養を付けて、とにかく療養をすることが回復への近道です。
防災グッズのローリングストックの食料を一部病気療養用にしているだけで備えられたりすることもあります。
もういつ誰がコロナに罹患してもおかしくない状況が続いていますが、慌てずに冷静に対処することが必要だとつくづく思いました。
また、頼れる友人などが近くにいる場合は、声を掛け合ってサポート体制などを整えておくのがいいかもしれませんね。
引き続き、2回目のコロナ罹患がないよう、気を付けて過ごしたいと思います。