おはぎです。
今日は採卵日。うまくいきますでしょうか。
最後の採卵になるので、今後の人生についても色々思うところもあるのですが、
ここまで来たらどんなにジタバタしてもどうにもならないので、運は天に任せたいと思います
よくネット内の記事などで書かれていることで、モヤモヤすることがあります。
赤ちゃんはお母さんを選んで来る
それはこの言葉です。
「そんなんじゃ赤ちゃんやってこない」とか、「人知を超えた神の領域だから引き寄せが大事」とか、結果論として当事者内でやってる分には全然いいと思うんですよ。
「私はママを選んできたんだよ!」とか「私が実践した赤ちゃん引き寄せの法則」とかね。
そういうエピソード、嘘だとも思いませんし本当に素敵だと思います。
以前、流産した時の話を少しだけ書きましたが、私はかつて9週になる前に自然排出の完全流産でした。
命がいつ宿るのかについて色々な意見があると思いますが、私の場合は法令上の定義と死産届が必要となる週数以降としています。
(あくまで私の考えでこれに正解はないと思っています。)
私が流産したのは8週目でしたが、この時はPGT-Aを受けずしての流産だったので、遺伝子のコピーミスだったのかなあ?細胞分裂うまくいかなかったんだな、と思いました。
不育症については1回の妊娠しかしていないため検査してないのでわかりませんが。
ドライな考え方かもしれませんが、私が妊娠したとき、細胞分裂が8週目で止まる赤ちゃんの始まりには魂は宿ってなかったと思っています。
気持ちとしては非常につらかったですけどね。
もしかするとこの考えは私の願望も含まれる故かもしれません。
お母さんを選んで行ってみたのにすごい居心地悪かった、辛かった、苦しかったなんて赤ちゃんに感じてほしくありませんよね。
自分の場合は赤ちゃんが突然地球に降りてみたらつらい経験だったと思ってほしくないので、自分に都合の良いように考えているだけかもしれませんが。
タイトルのことについて、そう思う理由はもう一つあって。
それは年間ものすごい数の堕胎が現在も行われていることです。
2018年のデータによると、日本で1年間に行われる中絶手術の件数は16万1,741件とのこと。
ちょっとした地方都市の人口数と同じですよ。
一日あたりの中絶件数(チャリツモ2020.09.15.Tue / update:2020.09.16 )
また厚生労働省の発表によると、中絶理由の1位と2位が、経済的な理由、パートナーと将来の約束をしていない、なんです。
それに40代の堕胎数も近年増えています。ライフプランの想定外なのでしょうか。
赤ちゃんそのお母さんたち、選んできてますかね?
赤ちゃんが欲しくてほしくて、いつ来ても大丈夫なように準備している方が多い中、人知れず失われる命がある。
その赤ちゃんたちがお母さん選んだなんて思いたくありません。
スピリチュアルな話は大好きですし信じることもあります。
けれど、「赤ちゃんはお母さんを選んで来る」の説は信じていません。
自分が選ばれない立場だからかもしれません。
お空にいた話をする子供さんのエピソードはワクワクするしそういうこともあるかもしれない。
なので、赤ちゃんはお母さんを選んで来る場合も時にはある、でいいんじゃないんでしょうか。