今日は、採卵回数が途中からわからなくなったお話です。
そういえば、私のプロフィールに記載している採卵回数って憶測なんです。
不妊治療をほとんど休みなく7年以上やってきて、半分以上の周期は採卵だったと思うのですが、不妊治療を始めて2年目に、採卵が15回位を超えた辺りから採卵回数がわからなくなりました。
胚移植も10回を超えた辺りくらいから何回目かわからなくなりました。
たぶん、採卵15回あたりと胚移植10回あたりが同時期だったようにも思います。
体外受精を始めて半年くらい過ぎると、私の場合はですが、高刺激でも自然周期でも卵胞の育ちにあまり変化がないことに気づきました。
高刺激でも卵胞の数と質は変わらないし、自然周期でも卵胞1個2個取れることもある。
なので私の場合、卵巣刺激があまり意味をなしていないと判断し、卵胞が育ってきたら軽く刺激をして、採卵後にその周期で移植ってことも多いと思います。
採卵15回目位までは「今日で採卵〇回目」なんて強く意識して挑んでいたんですけどね。
15回超えた辺りから現実を直視できなくなったのか、こんなに頑張ってるのにって思うことも嫌になったのだと思います。
採卵・移植の回数がわからなくなっても、振り返ってカウントし直すこともなくそのまま現在まで来てしまいました。
試しに昨年度の領収書を確認してみると、採卵だけで8回でした。
なので、採卵実績が50回とは多少の誤差はあるかもしれませんが、だいたいこのくらいだと思います。
採卵回数が多くてすごいでしょって言いたいわけではありません。
採卵回数なんて少ないほうがいいし、むしろ採卵なんてしないで授かれたほうがいいし、それ以前に、不妊治療せずとも気づいたらご懐妊だったなんて状況が一番幸せなことだと思います。
私も新婚すぐに授かれてたら今頃どんなに幸せだったかなあ、なんてまたタラレバ考えても仕方ないんですけど。
不妊治療の回数重ねても一つもいいことはありませんし、精神的に不安定になるのと自己肯定感は失われるだけですからね。
実は、採卵回数がわからなくなった時のことは少し覚えていて、採卵直前に混乱した記憶があります。
あれ?今日って何回目の採卵だっけ?15回目?16回目?14回目?ま、何回目なんて大事なことじゃないし、どうでもいいかあー
あの頃は過去の治療についても深く掘り下げて考えることが嫌になっちゃったんだろうなあなんて思い出しました。
大きな時間と労力をかけて挑んできた回数がわからなくなる、なんてほかの事ではあり得ないし、
やっぱり高度不妊治療を続けていくことって直視したくないほどのストレスや時には辛い状況に追い込まれるのだなあ、なんて。
今はリセット待ちで通院もなく何も進展しないので、過去の不妊治療振り返りやこれからのことをぐるぐる考えてしまいます。