おはぎです。
2週間ほど前のあの時、実はお医者様から双子っぽいと言われていました。
胎嚢が2つの部屋に分れて、それぞれの部屋があるように見えます。
その後1週間経ち、流産が確定した際の最後のエコー写真、くっきり胎嚢に壁ができており、双子になっていました。
ただ、病院では流産が確定したあとには、双子かどうかなんての言及にもなりませんでした。
そりゃそうですよね。
双子でも三つ子でも、流産が決まっていたら関係のないことです。
私、ずっと冷静にいたつもりだったんですけど、この時双子と言われて、一気に舞い上がってしまったんですよね。
43才、不妊治療8年目で双子妊娠疑惑。
なんか、本当宝くじ当たったかのような、一気に月に行ったかのように、気持ちが上がってしまいました。
けれどもその数分後、ご存じの通り絶望へ突き落されました。
胎嚢は空っぽでした。
最後に写した胎嚢写真を見て先生が言いました。
これ、いりますか?
...。念のため頂きます。
ちょっと考えたけど、赤ちゃんがいない胎嚢写真が、これからの私に必要かどうかの判断は瞬時にできませんでした。
それがいるかいらないかの判断がつかないので、念のため頂くことにしました。
今も手元にありますが、これが現在や未来の私にとって必要だったかどうか、今もわかりません。
おそらく、一生ずっと大切に取っておくのだろうなあ。
もしもこれから幸運が舞い降りて赤ちゃんに恵まれたとしても、やっぱりこれはこれで大事に保管しているんだろうなあなんて。
そして、子供に恵まれずに不妊治療を終えたとしても、やっぱり大事に保管するのだろうななんて。
そんな気がします。