おはぎです。
私はもともと2021年3月で治療を終了する予定で、3月に最後の採卵をし数日後に移植をして終わりと考えていました。
ところが、
3月採卵→移植見送り→4月移植→もしかすると移植もう一回必要かも
となって予定の甘さに気づいたところです。
(成功した場合の予定を立てていないところが妊活落ちこぼれの悲しいところですね。汗
とはいえ、4月以降も今まで通りの生活で治療終了を急いでいないので、人生最後の採卵も終わったし、残り3個の凍結胚移植を心穏やかに待ちたいと思います。
そんな状況となり、やはり不妊治療の終わり、その先を考えてしまいます。
以前、不妊治療の卒業(中退)について触れましたが、不妊治療のゴールってどこなんだろう?と考えてみました。
不妊治療のゴールって?
不妊治療の「卒業」とは、妊娠が成立し不妊治療病院などから、産院・産科へ移ったタイミングで言われることが多いと思います。
しかし、それは不妊治療をいったん「卒業」しただけであってゴールではないと思います。
出産もしかり。
妊娠や出産は、現在の私にとって「目標」ではあるものの、ゴールではありません。
また、高齢で不妊治療を経験した方には2つの結末しかありません。
出産できる結末、または出産できない結末。
後者になりたくありませんが、現在はこちらの可能性のほうが高いと思います。
出産までたどり着いた場合のゴールは、毎日笑いあいながら子供の成長を楽しみ子育てすることでしょう。
その後も成長した子供の幸せを祈りながら彩り豊かに暮らすことでしょう。
出産できなかった場合のゴールは?
これはまた治療終了の後に、もう一回新たな修業が必要なのだろうな、と思います。
子供に恵まれなかった自分を受け入れる。
夫婦二人だけで生きていく覚悟をする。
子供がいない人生をポジティブに考えてその先をワクワク生きていく。
現在はまだ、これらすべてを受け止める器も覚悟もありません。
自分で治療終了を決断しながら、止めることが嫌だとダダをこねたい自分がいます。
とはいえ、いつかは決断しなければいけないし、次の新たなステップへ進みたいという気持ちも芽生えてきています。
子供を持ちたいという気持ち、旦那に子供を育てさせたいという気持ち、これらすべてに区切りをつけるのは簡単ではないかもしれません。
ちゃんと自分に向き合って、この修業を終えたら、子供がいない人生を割り切って夫婦二人だけでも彩り豊かに笑顔にあふれて暮らせるかもしれない。
今は漠然とそんな風に思っています。
けれども、この修業どれくらいかかるんでしょうね?
また、どんな思いになり、どんな気づきがあるのでしょうね。
その時になってみないとわかりませんが、度々泣いちゃうかもしれないし、意外とケロっとしているかもしれないですね。
結局のところ、人生は楽しんだもの勝ちだと思うので、子供がいない人生を歩むことになっても、誰よりも幸せをたくさん集めて笑顔にあふれる夫婦でいられたらいいなあと思います。